「時間貧困」の働くママに、私の時短術を教えます!

「あーもう時間がない!!」「もう寝なきゃ!」と思って毎日過ごすママはどのくらいいるでしょうか?
子育て中のママや働くママの一番の悩みは「自分の時間がないこと」だと思います。

2022年8月21日の日経新聞にも、子育て世代の「時間貧困」の記事が載っていました。
正社員の共働き世帯の3割が十分な育児家事や余暇の時間を取れない。
余暇の時間も日本は主要7カ国(G7)で最も少ないと言います。

私が正社員で働いていた頃、子どもが大きくなっていても自分の時間がなく、
毎日イライラしてしまいがちでした。
小さなお子さんを育てているワーママは、
どのくらい自分の時間があるのか、また睡眠不足になっていないかと心配になります。

そこで今回は、頑張るママに少しでも自分の時間が取れるように、
私の実践していることも含めた時短術をご紹介したいと思います。
取り入れてみて、少しでも自分の時間を作って、
気分転換やリラックスする時間を作ってくださいね

定時で帰るために会社で行うこと

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自分の時間を作るためには、まずは定時で帰ることが一番です。定時で帰るために行うことは、次の4つです。

午前中に集中する

出社時に、今日行う仕事やタスクを全て書き出します
前日から、あるいは通勤途中であらかじめ考えておくと、スタートダッシュができてよいでしょう。

午前中は特に集中できます。
メールチェックは早々に終わらせて、難しい仕事や特に考えて取り組まなければいけない仕事は、
午前中に優先して取り組むようにしましょう。

優先順位をつけて取り組む

次に、各タスクの優先順位をつけます
そしてそれぞれにかかる大体の時間を想定して取り組んでいきましょう。
午前中、今日中、今週中など、締め切りを意識することで、優先順位も変わってきます。

締め切りまでに時間がかかる場合は、
タスクを分割して細かい締め切りを設定して取り組むようにしましょう。
そうしておけば、締め切り直前になって全く手をつけていない仕事に気づき
「うっかり忘れていた!」なんてことも焦る必要もなくなります。

時間を意識して取り組む

時間を意識して仕事に取り組みましょう。
優先順位付けに加え、タスクにかかる時間には少し余裕をもっておきましょう。
そうすることで、余った時間が生じます。
仕事中に不用意な会話を一切しないという訳にもいきません。
適度に雑談や休憩をはさんでおくことで、仕事にさらに集中して取り組めるようになります。

定時で帰ることを強く意識して1日仕事に取り組めば、
今まで行っていた業務のムダや不必要な業務にも気づくことができ、
さらに仕事の生産性があがることになり、好循環ができます。
時間を意識して、仕事に取り組みましょう。

身の回りの整理整頓を行う

自分のデスク回りやデスク内を日頃からきちんと整理しておきましょう。
不必要な書類はすぐに処分し、必要な書類はわかるようにきちんと分類して保管しましょう。

最近では、ペーパーレスやクラウド化もかなり進んでいます。
それでもデータがどこにあるか、わからなくなってしまうこともあるでしょう。

業務のムダな仕事で最も多いのは、書類やデータを探すことです。

日頃から身の回りを整理整頓しておけば、ムダな時間を費やす必要がありません。
データにしても同様です。
欲しいデータがどこにあるかわからなくならないように、
フォルダの保存ルールをきちんと決めておきましょう。

 

家庭で行うこと

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働くママは、帰ってからの方が大変だったりします!
戦場と化すこともあります。
会社で行えること、そして帰宅してから行うこと、
この両方をうまく行えば、きっとあなたの自由な時間を増やすことができます。

夫との家事・育児の分担

自分の時間を作るのに最も大きく貢献するのは、夫との家事・育児の分担です。
最近の男性は、家事・育児の分担をすることを必然と感じている人が多いので、
そこをうまく利用して、お願いするようにしましょう。

大事な点は、パパが思うように上手にできなかったり、時間がかかったりしても、
そこは文句を言いたいのをグッと我慢して、褒めてあげたり、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
褒めることで男性は自信につながります。
どんどん褒めて「ありがとう」と伝えることで、自分の仕事として認識してくれると、
今度は自分自身で工夫したりして、とても頼りになるパートナーになります。

私は、結婚当初や1人目が生まれてからの夫の教育がきちんとできなかったため、
未だにはがゆい思いをすることが多いです。
肝心なのは、結婚当初と子どもが生まれた時の協力をきちんと仰いでおくことが大切です!

買い物時間も短縮を

私は週に1度の生協の宅配サービスを利用しています。
買い物する時間を少しでも節約したいからです。
わずかな時間でもそれが5日分ともなれば、大きなタイムロスになります。
食材が足りない場合は、週末に買い足すことにしています。
他にも、週末に1週間分まとめ買いするなど、平日の買い物時間を減らすことを考えましょう。

1週間分の食材をまとめて注文することで、食材の重複も避けられますし、
メニューも計画的に考えることができ、栄養バランスもよくなることでしょう。

料理の時短をする

帰宅して一番時間を要する家事は、やはり料理です。
料理の時間を短縮することで、浮いた時間を他のことに使うことができます。

・レンジや圧力鍋などを使う
食材をカットし調味料を入れてレンジするだけの料理や、
同じく圧力鍋に全て食材を入れて加熱する料理は時間も浮くだけでなく、
その間別の作業ができますので、時短につながります。
今はレシピもたくさんありますので、作りたい料理もレンジや圧力鍋を有効に使って作るようにしましょう。

・冷凍食品やミールキットを利用する
最近では、冷凍食品や一手間加えるだけのミールキットの種類も豊富にあります。
事前に買っておくだけで、急な残業の時にも大活躍です。
一手間加えるだけで、手抜きした罪悪感も払拭されますので、ぜひお試しください!

・残り物や作り置き料理を活用する
残ったものを冷蔵庫に入れてとっておき、少しアレンジを加えて別の料理にする。
そんな「アレンジレシピ」も現在は当たり前のようにインターネット上にあふれていますので、うまく利用しましょう。
また週末に作り置き料理をまとめて作ってストックしておくことも
平日の料理時間を短縮するのに、大いに役立ちます。

・テイクアウトや外食も
Uber Eatsなどのフードデリバリーや外食も1つの方法です。
お子さんの健康面を考えると頻度が多いのは問題ですが、
ママが倒れては家族の一大事になりますので、そこは臨機応変に考えましょう。
最近では、栄養バランスを考えたものやローカロリーのものなど、
健康志向の商品もありますので、あまり神経質に考えないことをオススメします。

家電をうまく使う

最近は優秀な家電も多く、様々な種類があります。
時短のために、家電をうまく利用しましょう
ルンバなどの自動掃除機やタイマーなどをうまく使い、不在の時でも家事が進むようにしておくと、
帰宅してから洗ってない食器や散らかりっぱなしの部屋に、うんざりすることもなくなるでしょう。

私は使えない夫のことはあきらめ、少し高価な家電を買い、そちらに助けてもらうことが多いです(苦笑)。
また、ある程度子どもが成長してきたら、子どもに手伝ってもらうことも増えてきました。
女の子は、小さなママとして結構働いてくれます!

時間をお金で買う

その他、自分でやるより少しお金はかかりますが、専門の人に任せるという方法もあります。

料理やハウスクリーニングなどのサービスもあります。
少々お金はかかりますが、お金に余裕があるのであれば、
自分の時間をお金で買うということも時には必要です。

専門業者ではありませんが、私の場合は、近距離に両親が住んでいますので、
時々自宅に来てもらい、掃除のお手伝いをしてもらったりします。
その時には母におこづかいを渡して罪悪感を払拭しています(笑)。

まとめ

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以上のように、私が実践している時短術も含め、ご紹介しました。

私のように田舎に住んでいる人は、車でさっと帰宅できますが、
都会に住んでいるワーママは通勤時間やお迎えにも結構な時間を費やしているのではないでしょうか。
在宅での仕事ができるのであれば、できるだけ週に何度かテレワークを利用すると
隙間時間もちょっとした家事に使えるので便利です。

また、いつもママ達に伝えていることですが「頑張りすぎないこと!」これが一番大切です

子ども達にとっては(夫も?)、
部屋が少しくらい汚れていようとも、料理がイマイチでも、
ママが笑顔で話を聞いてくれたり、一緒に笑ったりしてくれる方が幸せなのです。
完璧を求めずにいると、少し余裕ができる分、子ども達に優しくしてあげられます。
そんな優しいママの方が好きだと思ってくれるに違いありません。

仕事や家庭での時短術を駆使して時間をつくり、
自分だけのご褒美タイムも楽しんでください

 

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