子どもが欲しくない20代が増えているらしい。

BIGLOBEが行った調査によると、18〜25歳の約5割が子供を欲しいと思っていないそうです。
お金の問題以外では「育てる自信がない」が最も高い。(出典:2023年BIGLOBE「Z世代の意識調査」より)
「育てる自信」なんて私にもなかったけどなと、今思い返してもそう思います。

コーチングをしていてよく出てくる言葉が「自信がないからできない」。
自信ってどうすれば持てるのでしょう?
考えてみてください。
自信って、やっているうちに失敗しながら少しずつついてくるものです。
そうなんです。最初は誰でも自信がないものです。
「やらなければ」自信なんて持てないのです。

子育てだって同じです。
産んだ直後に、完璧な母親なんて1人もいません。
赤ちゃんが「おぎゃあ」と生まれた日から、母親業はゼロベースから始まっていくんです。
出産して産婦人科を退院後、不安は最高潮です。
私も特に1人目の時は不安でいっぱいでした。
それでも赤ちゃんは親の気も知らずに、24時間泣きまくります。
新米ママはそうやって不安を抱えながら、子どもの成長と共にママとして成長していくんです。
3人育てた私でさえも、まだまだ母親として未熟なところがたくさんあります。
完璧なんてできません。
それでもいいんです。子どもは逞しく育ちます。
よい母親じゃなかったかもしれません。
子どもだって、それなりの子です(息子たちよ、これを読まないでおくれ)。
でも何とか育ってくれました。
そんなもんです。

だから、子どもを持つことに「自信」なんて要りません。
子どもを産み育てることは大変で苦労もあるけれど、
子どもはかわいいし、幸せな思いも経験もたくさんできるんです。
それと、私たち昭和の時代と違い、
今は夫婦で子育てをする時代です。
喜びも苦しみも、夫婦やパートナー(婚姻というスタイルではなくとも)同士で
分かち合い、協力し合って育てることができます。
そんなに構えず、自然体でいいんじゃないかと思います。

少子高齢化が進み、将来日本は消滅するかもしれないとも言われています。
それでも自分自身の人生をどう生きるかはその人が決めること。
その結果、日本が消滅してしまうのならそれも仕方のないことです。
それでも世界中から愛される日本の伝統や文化、食文化などが消えてしまうのは寂しいなと思う今日この頃です。

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