苦手な人との関わり方。全ての人に好かれる必要はない!

コーチングのテーマで多いのですが、
苦手な人に対しての関わり方で悩む人がいます。

苦手な人ならそんなに悩まずに
距離をとって接する機会や頻度を減らせばいいと思うのに
なぜかすごく深刻に捉えて悩んでしまいがちです。

人間ですから好き嫌いはやはり誰にでもあります。
苦手な人でも上手に対処できる人もいます。
私の経験では、とても真面目で優しい人がこの悩みを抱えがちです。
自分が不快に感じている人なのに、
その人が自分の言動で不快な気持ちにならないように気にしてしまうのです。

でもね、この際ハッキリお伝えします!

「あなた、その人のこと苦手なんでしょう?嫌いなんでしょう?
嫌いな人のことをそんなに心配しなくてもいいんです!」

あなたのことを苦手とか嫌いと思う人は、
あなたがどんなことをしても不快に感じるはずです。
人がどう感じようとも、そんなことはあなたの知ったことじゃないんです。

大切なのは、あなた自身が不快に感じるならば、不快に感じないように動けばいいんです。
あなたはどうしますか?

まずは、その人のどんなことにイライラしたり、嫌な気持ちを抱くのか考えてみましょう。
あるいは、どんなシチュエーションでそのイライラは起こりやすいでしょうか?
もし共通することがあるのであれば、
そのタイミングや原因を避けたり、今までとは状況を変えることを考えます。

例えば、いつも2人になった時に嫌なことを言われるのであれば、
なるべく2人だけになる状況を作らないようにすることで回避することができます。
いつも言われる嫌なことに対して何も言い返せない自分がはがゆいと思うならば、
時には日頃思っていることを勇気を出して伝えてみるということもできます。

あるいは、その人のやることなすこと全てがイラつくのであれば、
何があなたをそんなにイラつかせるのか考えてみましょう。
あなたにとても似ているタイプの人だから、
その人に負けてしまう気がするのでしょうか?
もしそうであれば、あなたがその人を意識している証拠です。
意識しているが故に嫌いとか苦手とか感じてしまうのです。

そういう場合は、その人の良さと自分の良さをしっかり見つめてみるのも良いと思います。
そしてあなただけの良さは何かをしっかり見つめることです。
相手は変えられませんから、あなたは自分自身としっかり向き合い
自分で変えられることを変えていくべきです。
不得意部分を得意にすることは難しいですが、
得意なことを伸ばすのはさほど難しくありません。
あなたらしさをどんどん磨いていきましょう。
そうすれば、その人のことは気にならなくなるはずです。

逆にその人と仲良くなってみるっていうのも1つの手ですね。
似たもの同士だとすごく仲良しになることだって大いにありえます。

『2:6:2の法則』というものがあります。
自分のことを好きでいてくれる人2割、
好きでも嫌いでもない人6割、
自分のことを好きではない人2割といいます。

「自分のことを好きではない人」のことを考えて過ごすのは時間の無駄です。
あなたは「自分のことを好きでいてくれる人」や
「どちらでもない人」のことを考えて、過ごしていくべきです。

嫌いな人に好かれなくたっていいじゃないですか。
そんなことにこだわっている暇があったら、
あなたのことを好きな人に囲まれて、気分良く過ごす方がいいに決まっています。

嫌いな人のことをいつまでも考えない!
苦手な人にいつまでもこだわらない!
これに限ります!

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