竹内結子さん訃報に思う現在の自殺事情。1人で悩まず相談相手をみつけよう!
突然の竹内結子さんのから訃報から5日。今でも彼女の透明感ある爽やかな笑顔が目に浮かびます。彼女のみならず、最近の芸能界では自ら死を選ぶことが続いています。芸能人の自殺は大きなニュースになりますが、一般人の自殺も深刻な問題です。
今回は竹内さんの自殺から、現在の日本の自殺事情について調べてみました。現状を知って、思い悩んでいる人が少しでも誰かに悩みを相談でき、前向きになれるとよいなと思います。
Contents
最近の日本の自殺者データより
近年の自殺者数は減少に転じていて、直近は約2万人の自殺者が出ています。その主な原因は、最も多いものから「健康問題」、続いて「経済・生活問題」、「家庭問題」、そして「勤務問題」と続いています。しかし、「健康問題」や「経済・生活問題」は減少傾向で、近年は「家庭問題」が「経済・生活問題」に近づいています。
また、年齢別の自殺死亡率の推移をみると、近年は全体的に減少傾向ですが、20歳代や30歳代はピーク時から低下していますが、減少率は40歳代以上とくらべると小さくなっています。
特に、日本における若い世代(10~39歳)の自殺は深刻な状況で、国際的にみても若い世代の死亡原因第1位が「自殺」なのは先進国で日本のみで、死亡率も高くなっているようです。
そしてここにきて、芸能界の自殺者が続いています…。誰かに相談できなかったのでしょうか?
悩んでいるなら誰かに相談を
もしあなたに今、深刻な悩みがあるのであれば、誰かに相談してください。友達でも家族でもよいのです。苦しい思いを吐き出しましょう。話すだけで随分楽になります。気持ちが落ち着きます。厚生労働省の調査では、相談することで約9割の人が「不安が解消した」、あるいは「少なくとも気が楽になった」と感じているのです。
近くに相談しやすい人がいないのであれば、様々な相談窓口があります。ネット検索やググればいくらでも出てきます。相談窓口には、専門の資格をもったカウンセラーの方がいますので、あなたの悩みや不安は、カウンセラーによって十分に解消されると思います。
SNSでつぶやくのも1つの方法ですが、犯罪につながった例が多くあるため、SNSからつながる見知らぬ人に相談することは絶対にやめましょう。
今、深刻な悩みがない人でも、元気なうちに相談できる人をみつけて、心に決めておきましょう!その際、変なアドバイスをしてくる人より、「うん、うん。」と話をじっくり聴いてくれる人をみつけることが大切です。
悩んでいる人が身近にいたら
もしあなたの近くに悩みを抱えている人がいて、あなたに心の余裕があるなら、声をかけて話を聴いてあげてください。少しの時間でも話を聴いてあげるだけで、救われる人がいるのです。
こちらから変にアドバイスなどせず、ただただ話を聴いてあげてください。目を見て、ゆっくり話を聴きましょう。その人の気持ちが落ち着くまで。
まとめ
昨日は「石原さとみさん、ご結婚!」という、うれしいビッグニュースがありました。世の男性からは嘆き悲しむ声がSNSにあふれましたが、石原さんの朗報には心温まる話がありました。
キーワードは「家族」。お相手の方と様々な価値観が似ていることに惹かれたという話の中に「親孝行への考え方も同じで、家族を大切にしている」という共通点があったそうです。コロナ禍などでネガティブになりがちな石原さんを支えて前に進めさせたという彼。とても素敵なお相手を見つけられたんだと思いました。
もしあなたが思い悩んでいるなら、気持ちを誰かに話しましょう。気持ちがすっきりします。あなたがいるから、あなたの存在に支えられている人がいることを忘れないでください。明けない夜はないのです。明日は必ず訪れます!