「あるがままの自分」を受け入れよう。
![](https://yumecomes.me/wp-content/uploads/2021/10/saltanat-zhursinbek-zLuwWZ2yclY-unsplash-1-1-768x423.jpg)
私は20年あまり勤務してきた会社を退職し、新たな道を進むことを決断しました。
それは、このまま会社にいても「あるがままの自分」でいられず苦しむだけだと思ったからです。
大学卒業後、飛び込んだ会社でやりたいことを探し続け、いつのまにか管理職になり、そして会社が求める理想の管理職になるべく、奮闘してきました。
でも「何か違う…。」と感じ、考え始めたら、ようやく自分がどう行動したいのか、どうなりたいのかが見えてきました。
Contents
「あるがままの自分」を受け入れるとは
まだ勉強中ですが、私が今たどりついた「あるがままの自分」を受け入れること(自己受容と言います)について説明していきますね。
自分のよいところもダメなところも受け入れる
![](http://wp3.ds-hp.site/wp-content/uploads/2021/03/ava-sol-vUqA409_JYE-unsplash-1024x571.jpg)
「I’m OK」の自分も「I’m not OK」の自分も、全て受け入れます。
つい「I’m not OK」の自分について、過去のことなのに
「ああすればよかった、こうすればよかった」と思い悩んだり、
他人にどう見られただろうと心配しがちですが、それをやめます。
捨て去りたいかもしれない過去も全てがつながって、今のあなたを作ったのです。
人間は、完璧ではありません。不完全なのです。
だから素晴らしい。人生とはそういうものです。
ダメな部分も全てひっくるめて、「それも私なんだ」と思えることが大切です。
不完全な自分を受け入れられたら、自分の肯定的な側面が見いだせるのです。
自分だけのルールで生きる
![](http://wp3.ds-hp.site/wp-content/uploads/2021/03/be-1357826_1280-1024x689.jpg)
自分だけのルール(判断の枠組み)を持ち、人と比べない。
また、そのルールは自分だけに適応する。
つまり、自分のルールで他人を見ないということです。
他人は他人のルールで生きています。
「あー、あの人はそういうルールや考え方の人なんだ。」と思うだけで、
その人を自分のルールで判断しないようにします。
また、他人のルールも自分の中に持ち込まないことも大事です。
「~べきである」とか「~ねばならない」という考え方をやめ、
「自分は~する」というルールでいきましょう!
この考え方ができると、他人と自分を比べて落ち込んだり、
優越感に浸ったりをしなくなり、あるがままの自分でいられます。
困難を乗り越え、強くなる
![](http://wp3.ds-hp.site/wp-content/uploads/2021/03/climb-2125148_1280-1024x682.jpg)
生きていれば、失敗や困難はつきものです。
それは避けては通れません。(場合によっては、回避できるものもありますが)
失敗や困難にぶち当たっても、ストレスを感じても、
それを受け止め、そして乗り越えていくのです。
最初の2つができていれば、
どんな困難にも、しなやかに「耐える力」と、
少々ダメージを受けても元の状態に戻れる「回復力」が備わり、
どんな困難も乗り越えることができます。
自分から他人へ
![](http://wp3.ds-hp.site/wp-content/uploads/2021/03/windows-WJPHTJEtgzw-unsplash-1024x683.jpg)
あるがままの自分を受け入れられるようになったら、毎日をいい状態で迎えられます。
そうすると、自分に自信が持てるようになり、人のことまで考えられる余裕ができます。
人の役に立つことができると、それが喜びとなり、
自分自身が社会で役に立っていることを認識し、幸福度がアップしていくのです。
自分自身が充実しているベースがあり、
誰かのために役に立っているという喜び(自己有用感と言います)と、
それを実感して幸福を感じる。
そうすると更に、もっと役に立とうと思え、更に幸福度が増す。
この「自分自身の充実(自己受容)」がベースとなり
「自己有用感」「幸福度」の3つのバランスがうまく取れていることが理想です。
うまくバランスを取りながら、
「自己有用感」と「幸福度」をどんどんアップさせていきましょう!
終わりに
![](http://wp3.ds-hp.site/wp-content/uploads/2021/03/luca-upper-Z-4kOr93RCI-unsplash-1024x683.jpg)
私が退職を決意したのは、会社にいると、
先ほどの「自己受容」と「自己有用感」「幸福度」のバランスが取れていないと感じたからです。
私の場合は、会社にいると「自己受容」(あるがままの自分)の状態ではいられませんでした。
『管理職とはこうあるべき』という価値観を押し付けられ、
「自分らしく」生きることを封印し、
嫌々ながら会社の求める姿で行動しなくてはならない。
会社にいると、「自分らしく」いられない。そう感じました。
面白いことに、「自己有用感」は感じていました。
こんな私でも人の役には立っている、と。
でも自分が自分らしくいられなかったら、
いくら「自己有用感」を感じても「幸福度」は上がっていかなかったんです。
バランスは大事だなと、自分自身のことでようやく気づきました。
それで会社から離れ、あるがままの自分で生きていく決心をしました。
そしてもっともっと社会の役に立ち、
私自身の幸福度を上げていきたい。そう思っています…。
あなたも「あるがままの自分」を受け入れて、素敵に生きよう!